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点字図書館だより

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3 よろず掲示板

◆ 2024年度の主な文学賞受賞作品

 今年度の、主な文学賞を受賞した作品のいくつかを、サピエ図書館での着手・完成状況と併せてご紹介します。


●第77回野間文芸賞
「列」 中村 文則 著
〈内容〉ある動物の研究者である「私」はいつのまにか「列」に並んでいた-。先が見えず、最後尾も見えない。だれもが互いを疑い、時に軽蔑し、羨んでいる。この現実に生きる私達に救いは訪れるのだろうか。『群像』掲載を単行本化。(点字・デイジー 完成あり)

 

●第46回野間文芸新人賞
「月ぬ走いや、馬ぬ走い」 豊永 浩平 著
〈内容〉先祖の魂が還ってくる盆の中日、幼い少年と少女の前に、78年前に死んだ日本兵の亡霊が現れ…。沖縄に深く堆積したコトバの地層を掘り返し、数世代にわたる性と暴力の営みを描く。『群像』掲載を単行本化。(点字・デイジー 着手あり)


●第19回中央公論文芸賞

「笑う森」 荻原 浩 著
〈内容〉神森で5歳のASD児・真人が行方不明になった。無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみ。真人の叔父・冬也の懸命な調査で、4人の男女と一緒にいたことは判明するが…。『週刊新潮』連載を単行本化。(テキストデイジー 完成あり、点字・デイジー 着手あり)


●第40回太宰治賞
「メメントラブドール」 市街地 ギャオ 著

〈内容〉「私」にはいくつか顔がある。ノンケの男を喰って裏アカに上げ、平日昼間は院卒若手正社員として労働しながら、男の娘コンカフェのキャストとして立つ…。どうしようもない人間のどうしようもない梅雨明けまでの1カ月。(着手なし)


●第60回谷崎潤一郎賞

「続きと始まり」 柴崎 友香 著
〈内容〉2つの大震災。未知の病原体の出現。誰にも同じように流れたはずの、あの月…。別々の場所で暮らす男女3人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、叙事的長編小説。『すばる』連載を単行本化。(点字・デイジー 完成あり)


●第22回開高健ノンフィクション賞
「対馬の海に沈む」 窪田 新之助 著
〈内容〉JAで「神様」と呼ばれた男の溺死。執拗な取材の果て、辿り着いたのは、国境の島に蠢く人間の、深い闇だった。(着手なし)


●第31回松本清張賞
「イッツ・ダ・ボム」 井上 先斗 著
〈内容〉「日本のバンクシー」と耳目を集めるブラックロータス。この人物の正体、そして真の思惑とは。うだつの上がらぬウェブライターは衝撃の事実に辿り着き…。「俺はここにいるぞ」と叫ぶ声が響く、新世代のクライム・ノヴェル。(点字・デイジー 着手あり)


●第70回江戸川乱歩賞
「遊廓島心中譚」 霜月 流 著
〈内容〉選考委員全員から、その着想の壮大さを絶賛された著者による、開港期の横浜を舞台とした渾身の幕末歴史ミステリ! (点字・デイジー 着手あり)


「フェイク・マッスル」 日野 瑛太郎 著

〈内容〉たった3カ月のトレーニングで、人気アイドル大峰颯太がボディビル大会で上位入賞。SNS上では「偽りの筋肉だ」と炎上してしまう。新人記者・松村健太郎は潜入取材を命じられ、大峰がオープンさせたジムへ入会するが…。 (デイジー 完成あり、点字 着手あり)


●第34回ドゥマゴ文学賞
「イラク水滸伝」 高野 秀行 著
〈内容〉「水滸伝」さながら権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込むイラクの謎の巨大湿地帯〈アフワール〉とは? “現代最後のカオス”に挑んだノンフィクション。『オール讀物』連載を加筆・修正して単行本化。 (点字・デイジー 完成あり)

 

●第52回泉鏡花文学賞
「板上に咲く」 原田 マハ 著
〈内容〉1924年、画家ゴッホへの憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師も、画材を買うお金もなく…。棟方と苦楽を共にし支えた妻・チヤの無尽の愛と激動の時代を描くアート小説。 (点字・デイジー 完成あり)

 

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