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点字図書館だより

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新年のご挨拶

新年のご挨拶

                                            点字図書館職員一同 


 新年あけましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと存じます。
 さて、毎年恒例の図書館職員からのメッセージテーマですが、今回は「わたしの好きな北
九州の〇〇」決定しました。
 職員それぞれの視点で北九州の好きなところを語ってもらいました。もしかすると新しい発見があるかもしれません。どうぞお楽しみください。
 新年のご挨拶にかえてお届けします。


 あけましておめでとうございます。藤岡です。
 昨年は、九州視覚障害者情報提供施設協議会九州大会を北九州市立点字図書館が主管団体として開催致しました。九州各県の点字図書館職員の皆さんやボランティアの皆さんにご参加頂き、実のある大会となりました。本当にありがとうございました。今年度も引き続き、よろしくお願い致します。
 今回のテーマ、「わたしの好きな北九州の〇〇」ですが、色々ある中で私は、門司港レトロビールです。門司港レトロビールは、1998年より北九州市にある「門司港地ビール工房」で製造・販売してきたビールです。
 門司港は、歴史的建造物も多くレトロな雰囲気を打ち出した観光エリアとなっていて、そんなレトロな街並みの中で飲む地ビールは最高です。そしてもっと美味しく飲む為に自宅から20km程度歩いて門司港までいくこともあります。途中、小倉から門司港までの間、海沿いを走る国道199号線を歩くのが好きで、潮風を受けながら歩くのが最高に気持ちいいです。さすがに、帰りは、歩きではなくてJRで帰りますが(笑)。是非皆さんも、門司港レトロビールを味わってみてください。


 橋本です。北九州に限らず夏と言えば、お祭りに花火がつきものですよね。
 7月中旬から、各区でいろんな祇園祭や花火大会が毎週のように開催されるのですが、私の一押しは関門海峡花火大会。毎年8月13日に関門海峡を挟み、門司港と下関市の両岸で合わせて約1万5千発の花火が関門橋や夜景をバックに競うように打ちあがる様子は圧巻です。地元愛が強めなので、門司側の方が断然キレイ!と思っています(笑)
 門司港の海岸で観る花火は、ドン・ドドンッと打ち上がる度に身体に響く振動がクセになりますよ。ただ、花火のあとのお帰りは人も車も大渋滞です…ゆっくり門司港レトロを楽しんでみませんか。


 福島です。わたしは、北九州生まれではありませんが学校の関係で小学校から北九州にいます。卒業後一時期離れていましたが結婚を機に再び戻って来ました。
 北九州は、食べ物も美味しいし、施設もそれなりに充実している気がします。
 「特にここが好きとかこれがお勧め」といったものはありませんが程よく田舎、程よく都会で、住みやすい町だなと感じます。


 大渡です。わたしの好きな北九州は、若松にあるグリーンパークです。
 皆さんは、グリーンパークに行ったことはありますか?私は、小学生の息子がいますの
で、家族揃った日はお弁当を持って行き、広い芝生にシートを敷いてお弁当を食べます。

 そのあとは、ゴロゴロしたり、おやつを食べたり、バドミントンをしたり、鬼ごっこをしたり、ポニーやカンガルーなどの動物に餌をやってみたり。ここには大きな温室もあるので、カピバラやコツメカワウソ、アマゾン原産の大きな魚、昆虫や鳥なども観察ができます。そして、みなさんもご存じかもしれませんが、世界最長のブランコがあります。なんと100台のブランコが円形に並んでいます。みなさんもお友達100人と行っても、並んで座れますよ(笑)。我が家がブランコに行くと「誰が一番高くまで漕げるのか選手権」などと競争が始まります。アルプスの少女ハイジのように、思いっきり漕ぎたいところですが、私はすぐに怖くなり脱落します。我が家はこんな感じで、一日中思う存分遊んで、疲れて帰ります。最近は残念ながら、息子がサッカーに目覚めてしまい、週末は練習や試合でなかなか行くことができませんが、アクティビティがまた増えているようなので、家族揃ったら遊びに行きたいと思います!!


 小関です。私は結婚して市外の民となりましたが、生まれも育ちも北九州です。北九州と言えば、「資さんうどん」。今では関西や関東にも進出されたようですね。うどんもおいしいけれど、おでんも、おにぎりとおいなりさんも、丼ものも、カレーも、全部おいしい。あと、忘れてはいけないぼた餅。資さんうどんのぼた餅はあんこの層が厚くて食べ応えがあり、大好きです。最近はうどんとごはん(丼)がセットになったメニューもあって、私はいつもセットを頼みます。外食するとなかなかメニューが決まらない小関は、資さんへ行くと必ず「うどんか…ごはんか…」と悩むんです。そして永遠に決まらない。だから、両方食べられるのはとてもありがたい。セットにするとミニぼた餅もつけられるので、食べたいものを全部食べられます。セットメニュー最高。なんだか資さんのまわしものみたいになっていますが、食べること(飲むことも!!)が大好きなただの一般市民です。皆さんの好きなメニューはなんでしょうか?今度教えてくださいね。


 古庄です。小倉駅小倉城口を出たところにハンバーガーショップが2軒建っています。子どもの頃、この2軒の間の道を通って、よく映画館に行っていました。子どもながらにこの至近距離に同じ業界のお店が並んで建っていることを疑問に思っていましたが、今もまだ2軒ともあるので、謎は深まるばかりです。ピンポイント過ぎて恐縮ですが、わたしの好きな北九州はあの2軒の間の地点。あの場所に立つと、まず2軒のお店の存在を確認して、映画館があった方を一度見て、シロヤのにぎわいを覗き、「小倉だな」と心の中でつぶやきます。


 大久保です。北九州って食べ物が美味しいと思いませんか?まずは魚!私は刺身が大好きで、以前北海道旅行をした時に「小樽の刺身は格別だ」と聞いて食しましたが、「確かに美味い!…けど、格別な刺身は北九州でも食べてるな」と思いましたもの。
 ブルーカラーを支えてきたB級グルメ、豚肉も牛肉もメニューに並ぶ焼き鳥屋さん、うどん屋さんのおでん、変わっていく街並みの中でずっと変わらない定食屋さんの味…北九州の「安くて気取らない美味(うま)いもん」の充実ぶりは、もっと誇るべきです(笑)
 そうそう、皆さんお雑煮は食べましたか?我が家の雑煮には「ブリ」が入ります。ブリを入れる雑煮は博多が発祥のようですが、うちは祖母の代からこれが定番でした。毎年自分なりに作るものの、実家に帰って母の雑煮を一口すすり「今年も負けたな」と思うのもまた、幸せなのだと自分を甘やかし続けています(笑)。


 永山です。私はビールが大好きです。中でも、小麦のビール、ヴァイツェンビールが一番好きです。いろんなヴァイツェンビールを試してみましたが、北九州の地ビール、門司港ビールのヴァイツェンビールが一番おいしかったです。それも、初夏のころ、門司港で海風に吹かれながら飲むヴァイツェンビールは最高ですよ。


 三木です。毎日の生活で見慣れた風景、当たり前に通り過ぎてゆく街並みですが、旅から帰って眺める景色、なぜかホッとし、安心する街。それが北九州です。私が住んでいる若松は、北九州の北西部に位置し、響灘と洞海湾に面した半島です。昔は石炭で有名でしたが、今はエコタウン(風車の街)やグリーンパーク、三日月のクロワッサン、ブロッコリーやキャベツ、トマトなどなどの野菜がおいしい、優しい空気が流れているところです(私だけかも)。ただ、産業廃棄物の処理場があるのは気になります。「若松」の名の由来は諸説ありますが、恵比須神社の『恵比須神社縁起』に書かれているところによると、仲哀天皇と神功皇后が熊襲を征伐したとき、洞の海に霊石を見つけ、これを神体としてまつり、神社の海辺に小松を植え、その時に、お供の武内宿弥が言った言葉から「若松」の地名になったと伝えられているそうです。ちなみに若松の老松に住んでいて、近くに「霊石」をおまつりしています。いろいろな発見がある若松散策は楽しいですよ!


 青木です。JR黒崎駅を出て10分ほど歩くと黒崎ひびしんホールと八幡西図書館が見えてきます。その施設前を通り過ぎると現れるのが北九州市指定史跡、長崎街道「曲里の松並木」です。ここがわたしの好きな北九州の場所です。
 バス通りに面しており、車の交通も多い場所ですが、「曲里の松並木」に入ったとたん、今までの喧騒から静けさへと変わり、ピーンと張りつめた空気、まるで別世界が出迎えてくれます。松の木々の間から差し込む木漏れ日をうけながら、「江戸時代後半には、参勤交代の大名や長崎奉行だけでなく、伊能忠敬やシーボルト、象なども長崎街道を通ったと言われていたなぁ~」と考えながら歩いていると、森林浴との相乗効果もあるのか、松並木を出る頃には、とても清々しい穏やかな気持ちになっている自分がいます。某有名な神社の境内を歩いている気分にも似てる気がします。とてもお勧めの散歩道ですのでお近くにお越しの際にはぜひ、お散歩されてみませんか?
 ちなみに北九州市史跡として指定されている「曲里の松並木」の範囲は旧街道緑地の一部で、幅20~30メートル、長さ約310メートル、面積約8,000平方メートルとなっているそうです。


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