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年頭所感

 昨年は多難な年でした。新型コロナウイルスが全世界を襲いました。日本でも早春から感染者が発見され、3月には学校が一斉休校、4月7日には緊急事態宣言が発出されました。こうした状況下、東西の障害者福祉会館が休館となり事業が停止しました。後に感染状況は抑制され、5月25日に緊急事態の解除宣言がなされましたが、経済活動が活発になるにつれ夏には第二波、晩秋には第三波が押し寄せ予断を許さない状況となっています。昨年夏に開催予定だった「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」も延期され、本年夏の開催に向け検討が進められています。今後の感染状況の推移が気になるところです。

 

 個人的なことですが、昨年4月から「巣ごもり」状況となった中で、日々の楽しみはNHK連続テレビ小説「エール」でした。古関裕而氏と妻の夫婦愛を描いたものです。その中で古関氏が作曲した曲が時々流れていて、特に印象に残ったのが『栄冠は君に輝く』と『東京オリンピックマーチ』でした。

1948年に発表された『栄冠は君に輝く』は、甲子園球児のために作曲した「夏の全国高等学校野球選手権大会」の歌です。私たち子ども時代のスポーツといえば野球しかありませんでした。小・中学校を通じて放課後はテニス球でよく三角野球をしていました。高校野球やプロ野球もよく観ていました。巨人対西鉄の日本シリーズは今でも鮮明に記憶に残っています。長嶋茂雄と中西太の時代です。

『東京オリンピックマーチ』は1964年の東京大会のオープニング曲ですが、開会式の晴れ渡る秋空の下、入場する各国選手団の行進をテレビ観戦していた時に流れてきたのがこの曲でした。入場行進の最後に開催国である日本選手団が赤いブレザーに白いハットを被り整然と行進していた光景を昨日のことのように思い出します。また、開催期間中に陸上競技を観戦する機会があり、国立競技場にも出かけました。ホームストレッチの反対側に聖火台があり、競技場のどこからでも聖火を見ることができました。トラック競技の予選とフィールドでは棒高跳びの決勝を観戦することができました。

 

最後に「東アジア文化都市2020北九州」について触れたいと思います。

この事業の開催趣旨は、北九州市を舞台に東アジアをはじめとする市民、産業界、多様なアーテイストが集い、それぞれの創造性を最大限に引き出しながら交流・協働・融合することで、東アジア域内の相互理解を深めるとともに、新たな価値を生み出し進化させることを目指し、同時に、本事業を推進力として「創造都市・北九州」の実現を図るとしています。

しかしながら新型コロナウイルス感染拡大により、多くの計画が実施できないままでしたが、幸い本年12月まで実施が延長され、この事業の一環である「北九州市障害者芸術祭」も実施できることになりました。

皆様とともによりよい芸術祭にしていきたいものです。

 

公益財団法人 北九州市身体障害者福祉協会 理事長 柴田 泰博

 

 

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