編集後記
今年、「年女」の私。何回目?なんて野暮なこと、聞きっこなしですよ。
結婚した年も申年で、義母から「さる年生まれの人から赤い下着もらうと縁起がいいのよ」
とおねだりされ、あっちの両親、こっちの両親、ついでに近所の親戚、ついでに夫―にも、
赤い下着をプレゼントしたのを思い出します。
それぞれのサイズや好みを考え、ひたすら「赤い下着」を探し歩いたあの日から12年。
あの時の下着たちもさぞやくたびれていることでしょうから、「着替えの赤」を探しに行く
ことにします。
皆さまお一人お一人にお配りすることはできず恐縮ですが、皆さまの一年もとびきり良い
年となりますよう、さる年女、心よりお祈り申し上げます。(A.O)