新年のご挨拶
点字図書館職員一同
新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと存じます。
さて、毎年恒例の図書館職員からのメッセージテーマですが、今回は「思い出の曲~エピソードを添えて~」に決定しました。
曲にまつわるそれぞれの職員のエピソードをどうぞお楽しみください。
新年のご挨拶にかえてお届けします。
藤岡です。私にとって忘れられない一曲は、レベッカの「フレンズ」です。
高校時代、母校が創立80周年を迎えた記念の年に、文化祭でバンド演奏をしました。仲間と選んだ曲が「フレンズ」。ほぼ一年をかけて練習を重ねました。素人ばかりで音を合わせるのに苦労しましたが、ステージを終えた後の達成感と仲間との一体感は、今でも鮮やかに思い出されます。
今年、その母校が県内の高校再編により最後の文化祭を迎えると聞きました。あのとき一緒にステージに立ったメンバーと、最後の文化祭を訪れる予定です。時を経てもこの曲を聴くと心は高校時代に戻り、仲間と過ごした青春の瞬間がよみがえります。今でもテレビから「フレンズ」が流れると、当日の文化祭の情景が鮮やかに目に浮かびます。
橋本です。幼いころ、長男はとにかく歯磨きが大嫌いで、いつも無理矢理歯磨きをしていたのですが、テレビから流れる♪ドドドド ガガガガ ドドドド ガガガガ ドリルとシャベルで掘りおこせー♪の「虫歯建設株式会社」が大好きでした。
歯磨きしない子にとっては脅しのような歌ですが、リズムと歌詞が魅力的です。
「アンパンマンとはみがきまん」の絵本を声色を変えて読むのが好きで、物語に出てくる「磨けばキラキラ真っ白な歯になる“真っ白ハブラシ”」が、存在するなら絶対に欲しい…と本気で思っていました。子供たちの歯磨きに悪戦苦闘したことも、今となっては良い思い出です。
大渡です。私の思い出の曲は、福山雅治さんの「家族になろうよ」です。
この曲が発売されたのが、2011年8月で私が結婚式を挙げたのが翌月の9月でした。
結婚式で最後に流したのですが、歌詞の一つ一つにこれまでの思い出を重ね、新たな門出に思いを馳せ、結婚式を締めくくりました。そんなこんなで、今年で結婚15周年を迎えます。これまでを振り返ると、もちろん大喧嘩をしたこともありますが、明るい主人にいつも笑わせてもらい、家族三人お腹を抱えて大笑いしながら楽しく暮らしています。
ほかにも、福山さんの「誕生日には真白な百合を」は息子が生まれた年に発売され、ドラマの主題歌にもなっていました。ドラマの内容も相まって、この歌を聞くとこれから大人になる息子への思いと期待とで胸がじんとします。
そんな一人息子も中学生となります。いろいろと節目の年となる今年も思う存分楽しみたいと思います。皆さまにとっても、素敵な年になりますように!!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
小関です。私の思い出の曲は、B’zの「さまよえる蒼い弾丸」です。小さいころ、よく遊んでくれた従兄がB’zのファンで、その影響で私も自然と好きになりました。保育園の頃から聴いていたように思います。
この曲は当時、ポカリスエットのCMソングでした。オートレーサーになった元SMAPの森且行さんがバイクに乗る映像と、疾走感あふれる曲が見事にマッチしていて、とてもかっこいい!さすがB’z!と子供ながらに感じていました。
B’zといえば「ultra soul」が有名ですが、私にとっては「さまよえる蒼い弾丸」が一番のお気に入りです。気合を入れたいときに聴くと、「いっちょやったりますか!」という気持ちになれます。皆さんもよければお聴きください。季節は外れますが、あっつい夏に聴くのが特におすすめです。
古庄です。高校の修学旅行で長野県に行きました。電車やバスを乗り継いで辿り着いたのは山奥のスキー場。ホテルの部屋の窓を開けると目の前に銀世界が広がっていました。場内では宇多田ヒカルの「traveling」が流れています。初めて見るゲレンデと大好きな歌手の歌声に浸っていると、また別の歌声が聴こえてきました。「ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌」。MONGOL800の「小さな恋のうた」です。下の階の女子たちが窓全開にして歌っていました。その姿は同じ10代かと疑うほど私にはとても眩しく、青春全開の彼女たちに呆然としました。初日のこの出来事もあり、元々興味の薄かったスキーもグダグダになりましたが、その反動でカードゲームの「UNO」に激ハマりし、毎夜白熱して過ごしました。この曲を聴くときはもちろん、スーパーなどで野沢菜を見ても、当時のことを思い出します。
大久保です。大学に通う娘が、ついに一人暮らしを始めることになったのもあって、娘の幼少期によく聞いた曲を思い出しています。昭和34年から続くNHK番組『おかあさんといっしょ』には、関わった時代それぞれに思い出の曲があるものだと思いますが、いくつかある中でも私が一番好きだったのは「ちきゅうにおえかき」です。
♪おそらをみてたら ひこうきが とんでった
びゅーんびゅーん しゅわりん びゅーん しゅわりん…♪
1番では、この飛行機が、青空いっぱいに白い線を描(えが)いて
2番では、ゆ~ら しゃかりんと踊る葉っぱが、もみじのじゅうたんになって山を染めて
3番では、ち~ら ほろろんと舞い降りる粉雪が、白いちょうちょになって街中にとんで
「ちきゅうにおえかきしてるんだ」と歌うのです。かわいらしくて、まっすぐで、子どもも、地球さえも愛おしくなります。毎日が慌ただしく過ぎてゆき、じっくり子育てを味わえたとは言えないけど、この曲は当時の思い出に、いつも優しく寄り添ってくれます。
永山です。ヨハン・シュトラウス1世が作曲した行進曲、「ラデツキー行進曲」。ご存知のとおり、毎年、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのアンコール曲として、演奏されます。いつからかは忘れましたが、元旦のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの生中継を見始めてから、この曲が大好きになりました。とにかく、元気が出ます。「よし!今年一年、がんばろう!」という気持ちが湧いてきます。思い出とはちょっと違う気もしますが、私にはなくてはならない一曲です。いつの日か、現地でこの演奏を聞くのが私の夢です。
三木です。今は音楽とは無縁の毎日ですが、小学生の頃は、ドリス・デイの“ケセラセラ”が大好きでした。中学・高校~20代前半ごろ、フォークの全盛期でもあり、深夜放送で流れる岡林信康、井上陽水(前座で歌っていたころの名前はアンドレ・カンドレ)、かぐや姫、ピーター・ポール&マリー、ビートルズなどなど、勉強もそこそこに、音楽三昧の毎日。そのため、大学受験に失敗、親にこっ酷く怒られました。仕事に就いたころは、岡林信康の「今日の仕事はつらかった」で始まる“山谷ブルース”のレコードを毎日聞いていました。思い出の曲といえば、風の“22歳の別れ”です。かぐや姫のラジオ番組で流れる、風(伊勢正三と大久保一久のフォークデュオ)の優しい歌声“22歳の別れ”なぜって?こんな私にも、恋や愛というものがあったのです。長崎での出会いと別れ、「あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ・・・」出だしのフレーズを聞くたびに涙しました。思い出すと懐かしいことばかりです。
青木です。わたしにとって思い出の曲はキャンディーズの曲です。
曲名でいえば「年下の男の子」「微笑み返し」あたりでしょうか。小学校低学年の頃、学校が終わってから仲良し友達3人と縄跳びをマイク代わりにし、家の玄関先を舞台に見立てて毎日のように遊んでいました。遊びというより、もはや部活の練習のようでした。何がそんなに面白かったのか今となっては謎ですが、ごくまれにキャンディーズの曲がメディアで流れてくると当時の思い出が蘇り思わず一人で恥ずかしくなる私です。


