県知事表彰おめでとうございます
令和3年10月26日(火)、福岡国際会議場で福岡県社会福祉功労者表彰式が開催されました。
地域で活動するボランティアや社会福祉施設従事者などの表彰の他、障害のある当事者のこれまでの活動の功績に対して表彰されるこの度の式典で「心身障がい者自立更生者表彰」を北九州創声会(そうせいかい)の眞木省三(まき しょうぞう)さん、北九州市難聴者・中途失聴者協会の豊田文子(とよだ ふみこ)さんの2名が受賞されました。
眞木さんには、喉頭(こうとう)がんによる喉頭摘出で言語障害があります。言語障害になった後、発声訓練を重ね電気式人工喉頭器(じんこうこうとうき)で日常会話が出来るようになり、現在は、同じ障害のある人への発声方法習得の指導者(発声訓練士)として活動されています。
豊田さんには、ストレプトマイシン注射の副作用による聴覚障害がありますが、聞こえない人への要約筆記奉仕員(現在は要約筆記者)の派遣制度創設のために尽力され、現在の聴覚障害者への情報保障制度の礎を築いてこられました。
眞木さん、豊田さん、この度は栄えある受賞、誠におめでとうございます。
今後ますますのご活躍を心から祈念申し上げます。