福岡県知事表彰者の報告 ~県知事表彰おめでとうございます~
令和2年10月28日(水)、福岡県春日市のクローバープラザで福岡県知事表彰の式典がありました。今回の「障害者自立更生者表彰」では、小倉北区身体障害者福祉協会会長の大串(おおぐし)信義(のぶよし)さん、北九州市視覚障害者福祉協会会長の澤田(さわだ)ハツヱさんの2名が受賞されました。
大串さんは、ポリオによる先天性の両下肢障害があります。父親から自動車整備工場を引き継ぎ、自身と同じような身体障害のある人たちが安全に運転できるよう車の改造を行い、社会参加を支援してきました。現在は、上記の活動だけでなく、地域の団体で交流事業や啓発活動を行っています。
澤田さんは、視神経の萎縮により先天性の視覚障害がありますが、柳川盲学校で点字の習得と勉学に励み、昭和47年に、澤田鍼灸治療院を自宅にて開業します。そして、鍼灸治療院だけにとどまらず、視覚障害者の居場所づくりのための活動も行っており、現在も会の中心的存在として活躍しています。
大串さん、澤田さん、この度は栄えある受賞、誠におめでとうございます。数々のご功績と誠実なお人柄の賜物とお喜び申し上げると共に、今後のますますのご活躍を心から祈念申し上げます。