6 サピエ図書館貸出ベスト5
(平成28年12月12日現在)
◆ 点字図書
第1位 「コンビニ人間」 村田 沙耶香 著 (全2巻)
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。こ
れまで彼氏なし。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ
的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。第155回芥川賞受賞。
第2位 「朝が来る」 辻村 深月 著 (全5巻)
親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた、いたずら電話。電話口の女の声は、
「子どもを返してほしい」と告げた―。
第3位 「いっしょにおりがみ1 いろいろな基本形」 (全1巻)
製作工程ごとに、実物の折り紙を貼り付けて、折りかたを説明しています。拡大文字も
いっしょになっています。
第4位 「新しい詰将棋初段150題 羽生流で上達!」
羽生 善治 監修(全3巻)
詰将棋を解くということは、将棋を指す上での準備体操のようなもの。詰将棋には寄せ
の基本的なテクニックがたくさん詰まっている。駒の働き別に分けた5手詰問題から1
3手詰問題までを出題。羽生流「次の一手問題」も収録。
第5位 「永い言い訳」 西川 美和 著 (全5巻)
長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。悲しさを“演
じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて
夏子と向き合い始めるが…。
◆ デイジー図書
第1位 「陸王」 池井戸 潤 著 (20時間3分)
老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長は、会社存続のために足袋製造の技術を生かし
たランニングシューズの開発を思い立つ。従業員20名の地方零細企業が一世一代の大
勝負に打って出る!『小説すばる』連載を加筆修正。
第2位 「危険なビーナス」 東野 圭吾 著 (11時間58分)
弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の
原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力する
が、時が経てば経つほど彼女に惹かれていき…。
第3位 「長流の畔 流転の海 第8部」
宮本 輝 著 (12時間34分)
著者自らの「父」を描く長編小説の第八部。世間は東京オリンピック開催ににぎわって
いたが、66才の松坂熊吾は金策に窮していた。糖尿病の悪化、大怪我、会社の不振―。
熊吾の運は尽きたのか。そして、そんな熊吾に振りまわされ、妻の房枝にも変化が…。
第4位 「大岩壁」 笹本 稜平 著 (10時間35分)
ヒマラヤ冬期未踏、「魔の山」に挑む男たち―。この8000メートル峰だけは別格だ。
通称“人喰い山”を舞台に、亡き友、兄に対する思惑が錯綜、人智を超えた凄絶な戦い
が始まる。
第5位 「ツバキ文具店」 小川 糸 著 (7時間59分)
伝えられなかった大切な人ヘの想い。あなたに代わって、お届けします。ラブレター、
絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元に、今日も風変りな依頼が舞
い込みます。『GINGER L.』連載を単行本化。