スクリーンリーダー用に表示内容を最適化

音声ブラウザ向けページ内リンク

本文へ進みます

サブコンテンツへ進みます

メインナビゲーションへ進みます

ページナビゲーションへ進みます

音声ブラウザ向けリンク終了

ここからメインナビゲーションです。

  • 北九州市身体障害者福祉協会
    • 協会の取り組み
    • 協会の活動方針
    • 組織
    • 情報開示
    • 機関誌「しんしょうだより」
    • お知らせ一覧
  • 障害者福祉会館
    • 東部障害者福祉会館
    • 西部障害者福祉会館
    • 障害者芸術文化応援センター
    • 障害者社会参加推進センター
    • 会館だより
  • 情報提供施設
    • 点字図書館
    • 聴覚障害者情報センター
    • 視聴覚障害者情報センター
  • 北九州市身体障害者福祉協会アートセンター
    • 事業の紹介
    • アーティストNO.31-
    • アーティストNO.21-30
    • アーティストNO.11-20
    • アーティストNO.01-10
    • パフォーマー紹介
    • かがやきアートギャラリー
    • ユキモントライアウト
    • シアワセな牛作品展
    • カレンダーアート募集
    • レインボードロップス
    • かがやきミニライブ
    • かがやきステーション
    • かがやき作品展
    • カフェでアートタイム
    • かがやきアートinMOJI
    • かがやきアート月間事業
    • エコライフかがやきアート
    • 新聞・報道機関での紹介
    • 北九州市障害者芸術祭とは
    • 本年度の芸術祭について
    • 障害者芸術祭記念誌
    • 芸術文化活動紹介
    • 芸術文化情報発信
  • リンク

ここまでメインナビゲーションです。

機関誌「しんしょうだより」

ここから本文です。

LENCONの初めの一歩

 どうしても遊んでみたかった、鉄棒とジャングルジム

市身障協会職員 永松 玲子(ながまつ れいこ)

 

※サリドマイドの薬害のため、両肩から数本の指が少し出ているだけの状態で左目は失明、右目も眼球振動があり弱視(近づけば人がいるか識別できるくらい)

 

 37号のしんしょうだよりは、「初めての公園ブランコと滑り台編」でした。今回は公園で遊ぶようになり、どうしても遊んでみたかった「鉄棒とジャングルジム編」です。

 近所の子供たちと公園で遊ぶことに体も慣れ、滑り台の位置とブランコの位置だけなら迷わず行けるようになっていた私。ある日その公園でいつものように遊んでいると、地面を蹴る音、靴が地面に擦れる音、そしてかすかですが、金属音が聞こえてきました。

 何の音か確かめたくて近付いていくと、「危ないよ、蹴られるよ!」と友達の声。その声で鉄棒とジャングルジムも公園にはあることを知りました。

 鉄棒とジャングルジムがこの公園にあることを知ってからというもの、最初は友達や妹が遊んでいる声を聴くと近付きすぎない位置で見ていた私も、そのうちだんだん遊んでみたいという想いが出始め、いちばん低い鉄棒に右手、右足をかけてぶら下がろうとしました。私の頭の中ではみんなと同じようにちゃんとぶら下がれると思っていたからです。

 右手と右足の膝の後ろを鉄棒にかけ、左足を地面から離して、とっさに首で鉄棒を挟むと、右足と首の力でほんの少しぶらさがれたのですが、すぐに地面に落ちました。

 地面に落ちたことが私の中で納得できず、何度か同じようにぶら下がってみるのですが、何度やっても結果は同じ。そのうち友達から「玲子ちゃんはできんよ。手がないやん!」と言われました。その言葉にも納得できず、「手はあるやん!」と友達に見せて言い返し、それから小さな喧嘩になったので鉄棒から離れ、次にジャングルジムで遊ぼうとしました。

 でもジャングルジムもみんなが遊ぶようには遊べません。みんなは外側から登っていき、いちばん上から中に入り内側から外へ出てきます。そこでもやっぱり手のことを言われ喧嘩になりましたが、翌日は何事もなかったかのように一緒にブランコと滑り台で遊んでいたのを憶えています。

 私の中では、大きくなったらきっと手も伸びて大きくなるんだと思っていました。

 自分の姿を知るのは、もう少し後になるのですが…

ここまで本文です。

印刷用のページを表示する