8 この本、おもしろかった!~わたしの一冊~
今号より、本の紹介コーナーを新しくしました。コーナー名は「こんな本選んでみました!」です。
一つテーマを決め、それに関連した図書を「サピエ図書館」から選んで、ご紹介します。普段あまり読む事の無いジャンルにチャレンジしてみるのも、あらたな発見があり楽しいかもしれませんね。
今回は、4月5日にご逝去された「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた作家、畑正憲さんの著書を5タイトル紹介します。
気になる本がありましたらぜひ、読んでみてください。
(1)「犬はどこから…そしてここへ ムツゴロウさんのしつけ理論 犬はオオカミの子孫ではない」
学習研究社 2007年2月出版
製作館:日本点字図書館 デイジー 全1巻(5時間14分)
内容:犬に埋もれて生きたムツゴロウさんが、その起源を考え、共に生きる道を探る。
(2)「命に恋して さよなら『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』」
フジテレビ出版 2001年3月出版
製作館:奈良県視覚障害者福祉センター デイジー 全1巻(5時間10分)
内容:生きている-なんという、愛くるしい、切ない、もろい、しっかりした、ひとつしかない、恐ろしい状態であろうか…。大自然、動物たちの中に身を投じた半生の中で、著者が得た心の遺産を綴った書。
(3)「人という動物と分かりあう」
ソフトバンククリエイティブ 2006年3月出版
制作館:横須賀市点字図書館 デイジー 全1巻(4時間51分)
内容:言葉の通じない動物とわかりあえる「ムツゴロウ」さんに、言葉が通じるのに心を通わせられない現代の人間関係はどう映っているのか。成長とコミュニケーションの関係から「人間という動物」をよりよく知るための一冊。
(4)「ムツゴロウの動物王国」
毎日新聞社 1977年出版
製作館:青森県視覚障害者情報センター デイジー 全1巻(5時間37分)
内容:ムツゴロウ大王が建国を宣言!ついに誕生した“動物王国”は、人民わずかに九人の極小国。またもや巻き起こるコッケイ譚!
(5)「ムツゴロウの獣医修業」
文藝春秋 1980年7月出版
製作館:ロゴス点字図書館 デイジー 全1巻(5時間59分)
内容:動物王国の主ムツゴロウ氏は次々に持ちこまれる難病奇病を前にして思わずウナった。動物治療の体験は、ノンフィクションの枠をこえて、生命の神秘や文明のひずみの根底にひそむものまでのぞき見るイマジネーションの世界へ。ユーモアにくるまれた文明批評の目も鋭く生きている。
※ご希望の媒体での製作状況等につきましては、どうぞお気軽にお問合せ下さい。