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点字図書館だより

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5 図書案内

 令和5年1月から4月までに完成した蔵書と、寄贈図書をご案内いたします。

 書名、著者名、巻数または時間数、内容紹介の順に掲載しています。

◆ 点字図書

製作 7タイトル

(1)「55分で焼きたてパン」 沼津 りえ 著 (全2巻)

 材料をポリ袋に入れ、振って、こねて3分で生地が完成。生地をフライパンに入れて発酵させて焼くだけ。手も道具も汚さずトータル55分で作れるパンのレシピを紹介。発酵なしのクイック25分パンのレシピも掲載する。

(2)「刀 文豪怪談ライバルズ!」 東 雅夫 著 (全5巻)

 神代より人々の心を魅了し続ける「刀」と「剣」。美麗でありながら業深きこの存在を、文豪たちが描いた異色の怪談傑作選。宮部みゆき「騒ぐ刀」、井上靖「幽鬼」、柳田國男「赤い蛇」、泉鏡花「妖剣紀聞」など全14編を収録。

(3)「99%人に好かれる『礼儀正しい人』 だからこの人は、人にも運にも恵まれている」 鹿島 しのぶ 著 (全2巻)

 「礼儀正しさ」は、いい人間関係をつくる、いい仕事をする、いい人生を送るための絶対ルール。人を敬うときや自分の誠実さを伝えるときに、気をつけたいこと、工夫したいポイントを紹介する。

(4)「シャムのサムライ山田長政」 大介 著 (全10巻)

 江戸時代、長崎から船でシャムへ渡った山田仁左衛門(長政)。強烈な日差しが降り注ぐ地で、国王の傭兵として無我夢中で生きる。アユタヤ決戦、王家の姫との結婚、日泰国交樹立…。異国で総督にまで昇りつめた男の生涯を描く。

(5)「本当は逢いたし」 池田 澄子 著 (全3巻)

 彼の世も小春日和か 此処から彼処の人を思う。俳人・池田澄子が、3・11からコロナウイルス禍までの間に綴った、『日本経済新聞』『俳句α』等掲載の60余篇を編んだエッセイ集。

(6)「SIP超知能警察」 山之口 洋 著 (全7巻)

 2029年、科警研の逆神は、日本海側の各県で起きた3つの奇妙な事件の検証を命じられる。彼は自らが率いる情報科学第四研究室をあげて解明に挑むものの、それは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒に過ぎず…。

(7)「ゆきあってしあさって 旅書簡集」 高山 羽根子ほか 著 (全4巻)

 3人の作家が架空の土地を旅してまわり、その場所の様々な出来事について手紙やスケッチ、写真を送りあう、幻想旅情リレー書簡集。Web連載を大幅に加筆修正し書籍化。


寄贈 14タイトル

(1)「点字電話帳 大分県版 2022年12月発行」 社会福祉法人 大分県盲人協会 編 (全1巻)

(2)「令和3年度 障害者施策の概況(令和3年版障害者白書)」 内閣府 編 (全1巻)

(3)「点字・大活字広報誌 ふれあいらしんばん 第89号・第90号」 内閣府政府広報室 編 (各全1巻)

(4)「ホーム転落事故防止 だれもが安心して使える駅を目指して」 社会福祉法人 桜雲会 編 (全1巻)

(5)「第41回 全国中学生人権作文コンテスト福岡県大会 作文集」 福岡法務局・福岡県人権擁護委員連合会 編 (全1巻)

(6)「野菜料理のレシピ 上・下巻」 すこやか食生活協会 編 (全2巻)

(7)「出会い、ふれあい、心の輪 令和4年度 心の輪を広げる体験作文 入賞作品集 佳作 小学生区分・中学生区分」 内閣府 編 (全1巻)

(8)「出会い、ふれあい、心の輪 令和4年度 心の輪を広げる体験作文 入賞作品集 佳作 高校生区分・一般区分」 内閣府 編 (全1巻)

(9)「出会い、ふれあい、心の輪 令和4年度 心の輪を広げる体験作文 入賞作品集 最優秀賞・優秀賞」 内閣府 編 (全1巻)

(10)「あたまがいけ 日本の昔話」 日野 十成 再話 (点字絵本 全1巻)

(11)「きのまつり 日本の名作 2」 新美 南吉 作 (点字絵本 全1巻)

(12)「てんさらばさらてんさらばさら」 わたり むつこ 作 (点字絵本 全1巻)

(13)「詩集『地球のことば 子どものつぶやき 2022』」 西部ガス株式会社 編 (全1巻)

(14)「点字広報紙 マイナンバー制度のご案内」 デジタル庁戦略・組織グループ 広報戦略チーム 編 (全1巻)


◆ デイジー図書

製作 12タイトル

(1)「読めば読むほどおもしろい鉄道の雑学」 浅井 建爾 著 (6時間9分)

 地下鉄の車両はどこから地下に入れるのか?日本で唯一、お寺が経営する鉄道はどこ?狭軌が日本のレール幅の主流になったワケとは?鉄道の歴史、路線、駅と駅名、列車と運行システムなどのおもしろ雑学を多数紹介する。

(2)「あの日、ぼくたちは」 飯島 敏宏 著 (11時間15分)

 自らの戦争体験をもとに、当時の子どもたちの姿を鮮烈に描いた自伝的小説。終戦後を描いた書き下ろし中篇を加えて文庫化。

(3)「紀元2600年の満州リーグ」 坂本 邦夫 著 (20時間1分)

 東京オリンピックが幻に終わった1940年、満州で日本プロ野球のリーグ戦が開催された。だが、やがて国策と戦争に翻弄されていき…。苦難の道を歩んだ日本プロ野球の埋もれた歴史を、日韓二人の野球人の運命を軸に描き出す。

(4)「血と炎の京」 朝松 健 著 (10時間14分)

 日本史上最悪の戦乱、応仁の乱。血と炎の中、救済を求めて彷徨う将軍の妻・日野富子と、宿敵・山名宗全への復讐のため戦場を這いずる男・骨皮道賢。室町伝奇を描き続けてきた鬼才が書き下ろす歴史伝奇。

(5)「フェイク・インフルエンサー」 白烏 あずさ 著 (8時間25分)

 それは、「全ての事件の犯人はわたしです」という告白から始まった―。SNSの裏アカウントに端を発した連続殺人事件。SNSの光と闇が、事件の恐るべき全容とともにあぶりだされ…。

(6)「へんこつ」 谷 治宇 著 (8時間17分)

 文政3年。豪商・杣屋徳兵衛は奉行所とつるみ、御政道をねじ曲げていた。捨訴からその実態を知った与力・大塩平八郎は、その不正を暴くべく、放蕩息子の久代助を捕らえるが…。大塩平八郎の若き日々を、気鋭の著者が描く。

(7)「世界史を動かした思想家たちの格闘 ソクラテスからニーチェまで」 茂木 誠 著 (7時間46分)

 「思想や哲学」が世界史のなかでどのように生まれ、どのような役割を果たしてきたのか考えてみよう! もっと世界史が面白くなる、4日間の特別講義。「法と正義」「戦争と平和」等のテーマごとに、思想家たちの議論を紹介。

(8)「それいけ!方言探偵団」 篠崎 晃一 著 (6時間54分)

 おがる、ねろねろ、ちんぷりかえる、よんにゅ…。北は北海道から南は沖縄まで、いざ、魅力溢れる方言の世界へ!方言学が専門のシノザキ先生が集めに集め、書きに書いた『読売新聞』の連載から選りすぐりの212語を収録。

(9)「東京タワーに住む少年」 山口 理 著 (5時間6分)

 東京タワーのトップデッキの上に隠されたレインボー・センターでは、科学オタクの小学生・健人たちが、夢の実現に向けて秘密の研究を続け…。科学の最先端技術に挑みながら、夢を追い続ける少年の成長物語。

(10)「農業消滅 農政の失敗がまねく国家存亡の危機」 鈴木 宣弘 著 (6時間24分)

 食と農を犠牲にした貿易の自由化、種子法廃止・種苗法改定…。“農業消滅”が現実のものになろうとしている日本で、食の安全保障を確立することができるのか。農政の実態を明らかにし、未来を守るための展望を記す。

(11)「警視庁レッドリスト 2」 加藤 実秋 著 (9時間41分)

 不祥事警察官を赤文字リストに載せるべきかを内偵する「職場環境改善推進室」で働く阿久津慎と三雲みひろ。かつて阿久津の捜査に利用された宗教団体内部で彼への報復を主張する勢力が台頭し…。『小説丸』連載を加筆し文庫化。

(12)「住所、不定」 スーザン・ニールセン 著 (8時間12分)

 4か月前、ぼくとママはアパートを追い出されてしまい、キャンピングカーで暮らしはじめた。一時的なはずの車上生活は長引き、しだいに身も心も追い詰められていき…。「隠れホームレス」のリアルを描く。


寄贈 13タイトル

(1)「音声広報CD 明日への声 第89号・90号」 内閣府政府広報室 編 (各一般CD1枚)

(2)「すずこ」 原野 なおこ 文 (一般CD1枚))

(3)「ともだちひきとりや」 内田 麟太郎 作 (一般CD1枚)

(4)「考える力を育てるお話366」 PHP研究所 編 (一般CD1枚)

(5)「2023年版 くらしの豆知識」 独立行政法人国民生活センター 編 (8時間18分)

(6)「音声広報CD マイナンバー制度のご案内」 デジタル庁戦略・組織グループ 広報戦略チーム 編 (19分)

(7)「厚生労働白書 令和4年版」 厚生労働省 編 (10時間34分)

(8)「障害者白書 令和4年度版」 内閣府 編 (9時間28分)

(9)「詩集『地球のことば 子どものつぶやき 2022』」 西部ガス株式会社 編 (55分)

(10)「今泉マユ子さんの『簡単でおいしいパックご飯の活用法』」 すこやか食生活協会 編 (1時間29分)


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