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令和3年度事業計画

しんしょう協会について

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令和3年度事業計画

活動方針

ミッション(理念)

地域社会の中で、障害のある人が安心し、生きがいを持って自立した生活を営むことができる社会の実現を目指します。

 

ビジョン(目的)

障害福祉の視点から、すべての市民にとって暮らしやすいまちづくり・ひとづくりに取り組みます。

 

バリュー(活動姿勢)

○障害のある人たちの権利を守る活動をします。

○障害のある人たちの声を聞き、求められるニーズに応える活動をします。

○個々の障害を理解し、障害のある人の立場に立った視点で活動をします。

○障害のある人が自分の生き方を選択できるよう、生活を支援する活動をします。

○障害のある人の生きがいへとつながる、芸術・文化・スポーツ支援の活動をします。

○障害のある人と地域との架(か)け橋(はし)となる活動をします。

○関係機関・団体と協力、連携して活動をします。

 

令和3年度は、5ヶ年計画(2019→2023)の3年目の年になります。

新型コロナウイルスの影響でこれまでの生活様式が大幅に見直され「リモート会議」「オンライン研修会」など、職員同士あるいは会館と利用者を対面ではなくオンラインでつなぐ、対面を重視する障害福祉の業界ではこれまであまり導入してこなかった取り組みが主流となりました。

感染拡大収束の見通しが立たない現状では、これまでの事業のやり方では事業が停滞してしまうため、今の時代に合わせて事業のあり方を再点検し、オンラインの方法と感染対策をしながら人を集める方法を組み合わせるなど、これまで以上に工夫や仕掛けが必要になります。時代の流れに追いつくためには、ITに関するスキルアップとノウハウの蓄積が急務となりますが、この状況を、オンライン事業を推進する契機ととらえ、令和3年度は法人運営及び各セクションにおいて必要なインフラ整備を行いながら積極的なIT活用を図っていきます。

また「TOKYO2020オリンピック・パラリンピック」の開催は1年延期となりましたが、このオリンピック・パラリンピックの開催を契機としてユニバーサルな視点を啓発し、後世へ引継いでいくことを目的に策定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」の「ユニバーサルデザイン」と「心のバリアフリー」の2つの柱は、障害のある人が安心して地域生活を送るために、私たち当事者団体が地域へ伝えるべき大切な考え方です。東西の福祉会館を中心に、この大切な考え方を地域へ広げていく取り組みを行っていますが、令和3年度もオンラインを含め様々なかたちで啓発活動を引き続き実施していきます。

事業を実施するにあたっては、5ヶ年計画の取組状況を意識しながら各セクションで事業に取り組み「地域社会の中で、障害のある人が安心し、生きがいを持って自立した生活を営むことができる社会の実現を目指す」という理念の下、上記7つの活動姿勢に基づいた活動を行っていきます。

 

Ⅰ 法人運営

公益法人として自覚と責任を持ち、活動を通して法人の理念を実現するためには、5ヶ年目標に掲げる法人運営に必要な組織・財政基盤の強化と、法人の将来を担う人づくりが必要です。

指定管理受託法人として厳しい時代を生き残っていける法人の体力強化を目指し、内外に向けた取り組みを行っていきます。

また、各種会議のオンライン化を進め、会議参加者がオンライン会議システム(ZOOM)を活用できるように支援を行いつつ、スムーズな会議運営が出来るよう環境整備を行います。

 

Ⅱ 公益事業

1.社会参加推進事業【公益事業1】

障害のある人たちの社会参加を進めていくため、障害のある人の相談内容に応じた適切な支援を行うほか、社会参加のきっかけとなる芸術文化活動の推進やコミュニケーション支援を行います。また、併せて必要な情報の提供、整備すべき制度、サービスについての要望活動を行なうなど、障害福祉の推進を図ることを目的とした事業を行います。

 

2.障害者福祉会館事業【公益事業2】

障害のあるなしに関わらず共に生きる社会の実現のため、障害のある人たちが地域で自立した自分らしい生活を送れるよう、障害のある人たちと家族・支援者の活動拠点や地域との接点として東西の障害者福祉会館の運営や社会参加支援事業を実施します。

 

Ⅲ 収益事業

1.点字・声の市政だより等作成事業【収益事業1】

北九州市が発行する広報誌「市政だより」、「市議会だより」等の点字・録音版・テキスト版を製作し、視覚障害者の生活に必要な情報提供を行います。また、視覚に障害のある人が日常的に使用する点字用紙などの販売も行います。

 

Ⅳ その他事業

1.地域障害者団体支援事業【その他事業1】

北九州市内で活動する身体障害者団体の支援を通して、北九州市の障害福祉の推進を図ることを目的に事業を行います。

 

Ⅴ 他団体連携事業

北九州市の障害福祉推進のため、他団体と連携して行政に対し必要な政策提言、意見交換を行います。また、障害福祉に関する情報を収集、提供します。

 

令和3年度 会計別予算総括表                        (千円)

会計別

令和3年度

予算額

令和2年度

予算額

増減額

公益事業

1

社会参加推進事業会計

7,931

9,058

△1,127

2

障害者福祉会館事業会計

171,899

170,458

1,441

収益事業等会計

3

点字・声の市政だより等作成事業会計

17,908

18,594

△686

4

自動販売機委託販売事業会計

 

324

△324

5

地域障害者団体支援事業会計

1,044

1,044

0

 

6

法人会計

3,870

4,511

△641

合   計

202,652

203,989

△1,337

※自動販売機委託販売事業は令和2年度末で廃止

 

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