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        みんなでASOBIたい 柳井 美子 氏

まずは知ることから   

 みんなでASOBIたい

 柳井(やない) 美子(よしこ) 氏

 

 私の息子は知的自閉症です。支援学校に通う小学生です。きっと障害を持つ子どもをもたなければ障害のある人との関わりは、ほぼ無かった人生だったのではと思います。

 3歳を過ぎてもほとんど言葉が出ない子どもの子育ては辛いなあと思うことも沢山ありますが、面白いなあと感じることもいっぱいあります。発達に凸凹がある子ども特有の感じ方や見え方に言葉のかけ方、勉強をして学んでいくというよりも目の前にある課題をこなして現場で獲得していくという感じです。 

「どうしてできないんだろう」から「どうやったらできるだろう」もちろん、いろんな方のアドバイスを聞きながら我が子にあった方法を考えるのは楽しくもあり苦しくもあり。 

 そんな子育てをしている私がボランティア活動をするきっかけは、「生き方のデザイン研究所」のボランティア養成講座を受けたこと。そのご縁で生き方のデザイン研究所でお手伝いすることに。その活動の中で視覚障害・聴覚障害・身体障害など様々な障害のある方と接し、それぞれの困り感、どんな手助けが必要なのかをほんの少し知ることができました。

 また、その活動と同じ時期、我が子と同じように健常のお子さんたちの中ではなかなか混じって遊べない子たちに遊ぶ場をと「みんなでASOBIたい」という遊びのサークルを友人たちの協力のもと開催することに。西部障害者福祉会館の調理室を借りてクッキーやピザ、巻き寿司作り。中央公園で色水作りや七夕飾りなどの工作活動、大人も子どもも思いっきり水をかけあう水鉄砲遊び。皆で楽しめる活動をと色々計画してきました。

 障害とひとことで言っても色々です。性格も色々あるように、それぞれ困っていること、助けて欲しいことは違います。まずは知ること、知りたいと思うこと。ほんの少しでも知っていたら、「あれ?困ってる?」と気付いたり、もう一歩行動できたり。子どもの障害がきっかけですが、「知りたい」と思えて、いろんな人がいるということを知ることができてよかったなと思います。まだまだ、知らないことがたくさんで偉そうなことは言えませんが、一人でも知る人が増えるお手伝いができたらいいなと思います。

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集う (障害者福祉会館)

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