社会資源紹介コーナー~つなぐ、つながるために~
北九州市障害者陸上競技クラブ
皆さんは「障害者陸上(しょうがいしゃりくじょう)」を見たことがありますか? ガイドランナーや義足(ぎそく)、レーサーなど一人一人の障害に合わせて競技を行います。中でもレーサーと呼ばれる3輪の競技用車いすでは、マラソンの下りでは時速70キロを超えることもあり、そのスピード感が魅力です。
北九州市障害者陸上競技クラブは、北九州(きたきゅうしゅう)を拠点として、障害者陸上を広めたいという思いから平成25年より活動を始めました。現在、選手、スタッフを含め10名弱のメンバーで、普段は定期的に鞘ケ谷(さやがたに)陸上競技場で練習し、市内・外の大会に参加しています。パラリンピック出場を目指す、一生涯のスポーツとして陸上を楽しむ・・・それぞれ目指すものは違いますが、想い想いの同士が活動しています。
また、年に1回鞘ヶ谷陸上競技場にて、障害のある子どもたちを中心に「北九州市障害者陸上競技教室」も行っています。子ども達はハンドサイクルという手漕(てこ)ぎ自転車を車いすに装着し、トラックを走ります。初めての子どもたちもパラリンピック日本代表選手よりアドバイスをもらいながら楽しい時間を過ごします。
このようにまだまだ小さなクラブではありますが、北九州を拠点として陸上を楽しんでいます。
この記事を読んで、一人でも多くの方に障害者陸上に興味を持っていただけたら幸いです。
〈北九州市障害者陸上競技クラブ〉
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