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ひと

松尾 靖子(まつお やすこ)氏[フラ講師]の写真

 アロハスピリッツに支えられて

松尾 靖子(まつお やすこ)氏[フラ講師]

 

 初めまして。昨年、西部障害者福祉会館でフラの講座を担当させていただきました松尾靖子と申します。私は視覚に障害があり、2016年から視力が徐々に低下し、現在ほとんど見えていませんが、市民センターや各教室でフラ講師として活動を続けています。
 フラはハワイの伝統文化の一つで、詞を体で表現し、人に伝える踊りです。歌の内容を理解し、心で感じて体で表現するため、想像力が大切になります。例えば、風が運んでくる花の香りをどう感じるか、花の種類や風を想像することで自分の表現が変わります。
フラを始めたきっかけは30年前、母親がフラの1日体験に行きたいと言ったことです。私はフラをタヒチアンダンスと勘違いしていましたが、ゆったりした動きに惹かれてフラを始めました。

発表会にて

 現在、アロハアイナとハーラウ フラ オ カヴァイオラという二つの教室を持っています。後者は「命の水」という意味で、ハワイのレイアロハ・アミナ先生からいただいた名前です。九州ハワイアン協会では、カウアイ島のカプ先生から直接ハワイの文化を学び、様々な体験をさせていただきました。カウアイ島のフラ発祥の地といわれる神聖な場所でフラを踊らせていただいたことは私の大切な経験の1つとなっています。また、他にも20名近くのハワイの先生方から文化を学び、自然とのつながりや人とのつながりをフラを通して考える機会をいただきました。

 視覚障害が進行してからは、自分自身の限界を感じながらもフラを続けることによって、自分の内面と向き合い、ご縁をいただいた方々に支えられて前を向くことができました。




西部会館のサークル アロハ アイナの皆さんの写真

 市民センターで始まったアロハアイナは26年になりますが、私を受け入れてレッスンに参加してくださっている生徒さんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。皆様にとってアロハアイナが心地よい居場所となり心身ともにリフレッシュしていただけたら嬉しく思います。

 ハワイにはアロハという言葉があります。私の好きな言葉の1つです。このアロハには、思いやり、親切、上品、協調、和合、心地良い考え、謙虚、忍耐という意味が含まれています。これらを実践することは難しいですが、自分の礎となるよう大事にしています。ただ、最近は忍耐についてはほどほどにと考えています。現在の目標はストレスを溜めないこと、美味しくご飯を食べること、転ばないことです。もう一つの好きな言葉は「高倉健」です。
 不器用な私ですが、これからもよろしくお願いいたします。

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集う (障害者福祉会館)

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