新総合療育センター
北九州市立総合療育センターは、昭和53年に開設されましたが、その母体は昭和40年開設の肢体不自由児施設「足立学園」です。
建物の老朽化、利用者の増加に伴い手狭になったことに加えて、開設当初は想定されなかった「発達障害」の子どもたちの受診増加や加齢による疾患などのニーズに対応するため、建替工事を終えて昨年11月に新しくオープンしました。
「新 総合療育センター」は、ベッド数も100床から165床に増え、うち105床が個室です。診療科には婦人科も新設されました。また、利用者が交流できるスペースや中庭もでき、明るさや開放感を感じる造りになっています。さらに、動画の撮影が可能なエックス線テレビや最新のCT等の医療機器が導入されました。
平成28年4月には、八幡西区などから利用される方の負担を軽減するために、総合療育センター西部分所が八幡西区若葉の旧西部障害者福祉会館に開所され、外来診療と通園事業が行われています。北九州市の医療と療育の中核施設である「新 総合療育センター」と西部分所により、障害のある子どもから大人まで、またそのご家族への更なる、支援の充実が期待されています。
新 総合療育センター
〒 802-0803
北九州市小倉南区春ヶ丘10-4 ☎ 093-922-5596 FAX093-952-2713
総合療育センター 西部分所
〒 806-0066
北九州市八幡西区若葉一丁目8-1号 ☎ 093-632-3600 FAX093-632-3636