北九州市立障害者福祉会館の歩み
1979年(昭和54年)11月16日にオープンした北九州市立障害者福祉会館(以下「会館」とする)は、どんな機能があったのでしょうか…
●施設の機能
会館は東京都障害者福祉会館をモデルとして、障害のある人に配慮した会議室や研修室、料理室、防音装置のある音楽室、和室、親が会議をしている時に子供を託児することができる娯楽室などが整備されました。娯楽室は、人工芝の部屋で子どもが転倒してもケガをしないよう配慮され、子ども用の滑り台、ブランコなど数点の遊具が整備されていました。会館の2階には、たたみ3畳の休養室があり将棋や囲碁が置かれていました。
休館日については、市内の施設の多くが月曜休館でしたが、月曜が休みの理美容業務に従事している聴覚障害の人たちも利用できるようにと、火曜休館とされました。
また、施設内には障害者の就労支援の取り組みとして八幡東区の水道局1階に設置されていた「喫茶あい1号店」に続き、「喫茶あい2号店」が設置されました。
(文責:たけちゃん)