ちょこっとコラム
『北九州市がプラごみ新事業 ごみ袋をバイオマス製に』
北九州市は本年度、環境に優しい植物由来のバイオマスプラスチックを原料の一部に使用したごみ袋などを導入する事業を始める方針を固めました。
プラごみは国内で年間約900万トン発生して、適切な処理や削減が国際的な課題となっています。また、レジ袋やペットボトルによる海洋汚染は地球レベルで深刻化しています。公害を克服してきた環境先進都市・北九州市は、経済協力開発機構より持続可能な開発目標SDGs( エスディージーズ)モデル都市として選ばれていて、この「脱プラごみ」の取り組みは、他の自治体にも拡大していきそうです。
市は、本年度「まち美化ボランティア袋」からバイオマスプラスチック化に取り掛かかり、2020年度には家庭用の指定ごみ袋にも広げるとしています。
私たちも、マイバックを持参してレジ袋を減らす、シャンプー等は詰め替えを使う、プラスチックを分別し資源として再利用するなど、プラスチックごみの削減に、自分ができることから始めてみませんか?