北九州市立障害者福祉会館の歩み
障害者福祉会館の運営
会館運営のために運営委員会が設置されました。当初は、会館内に事務局を置く北九州市身体障害者福祉協会、北九州あゆみの会、北九州市精神薄弱者育成会(後に「北九州市手をつなぐ育成会」に名称変更)と、北九州市保健福祉局で構成されました。その後、1982年(昭和57年)に北九州市障害福祉ボランティア協会が発足し追加されました。
会館が取り組む事業は、会館を利用したいと集まった団体の有志により様々な提案があり検討されました。提案内容は、単に会館に要望するというだけではなく、利用者自らがその事業実施に企画から運営に至るまで深く関わり、会館との協働姿勢を打ち出していました。
「利用者とともにある会館」となるために、運営委員会の下に会館機能を検討する機関として当事者団体、ボランティア団体で構成される幹事会を設置し、会館と利用団体が役割分担をして様々な事業を展開していきました。