てんやくさーくる わかば 会長 山田 千春 氏
平成5年5月、点字図書館が開催した、パソコン点訳ボランティア養成講座の第1期修了生によって、【点訳サークルわかば】は誕生しました。
初心者ばかりの会でしたが、視覚障害者が利用する読書環境を良くするために、視覚障害者とボランティアが同じ方向を向き、共に歩んで行くという理念の下(もと)、利用者にも正会員として参加して頂き、意見を聞きながら点訳書(てんやくしょ)を作成しています。
令和元年11月現在、点訳ボランティア25名、利用者(点訳データを活用される方)20名が在籍しており、活動内容としては、
・利用者や点字図書館より依頼のあった書籍などの点訳。
・新聞の新刊案内やCDジャーナルを点訳し、毎月データで利用者に提供。
・年4回会報を作成し、利用者に提供。
・月に2回勉強会を設け、点訳の知識、パソコンの操作など、情報と知識を共有。
・毎年6月に総会を開催し、利用者とボランティアの直接交流を実行。
・毎年11月に会館主催の「であい・ゆめ広場」へ点字体験コーナーを企画し参加。
また不定期に「ビール会」や「本屋さんへ行こう」なども企画し、利用者や地域との積極的交流を推進しています。
毎週土曜日(祝祭日を除く)、10時から12時まで西部障害者福祉会館で例会を行っています。
点訳に興味のある方、見学に来られませんか? お待ちしています。