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北九州市立障害者福祉会館の歩み

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北九州市立障害者福祉会館の歩み

いよいよ事業がスタートします。

 

障害者福祉会館がオープンした翌年には、関係団体で構成された幹事会が中心となり、障害者福祉会館が取り組む事業が決められ、1980年3月に北九州市で初めての障害福祉に関するボランティアの研究集会「北九州ボランティアのつどい」が、会館利用団体が中心となり、実行委員会・障害者福祉会館・NHK北九州放送局の3者の共催で、約300人の参加で開催されました。

 つどいが開催された翌年1981年(昭和56年)の「国際障害者年」から、会館のボランティア利用者数が増え始め。1982年からは、北九州市障害福祉ボランティア協会と共催で、3つのボランティア養成講座(一般市民対象の「福祉セミナー」を夜に開催、女性だけを対象とした「婦人ボランティア養成講座」を平日の昼間に開催、中学・高校生を対象とした「中・高生ボランティア養成講座」(夏休み期間中に開催)を実施し、講座卒業生たちによるボランティアグループが次々と誕生しました。

 また、障害のある人を対象とした講座を当初3講座(生け花教室、茶道教室、珠算教室)からスタートしましたが、2年目には10講座(料理教室、編み物教室、絵画教室、書道教室など)に増え、卒業生たちによるサークルが次々と誕生しました。

 サークルが増え活動の発表場所がほしいという声や、障害者福祉会館に小倉北中央公民館が併設されていたことによる、障害者と一般市民との交流を促進するという目的のため、開館記念文化祭「ふれあい広場」を開催する提案が出てきました。

 

(文責:たけちゃん)

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