北九州市立障害者福祉会館の歩み
●もう一つの活動拠点
福祉会館が小倉にオープンして10年が経つころには、当初年間約1万人だった利用者が3倍の3万人近くになりました。八幡西区方面から来館する人たちからは「小倉北区まで来るのは遠い。八幡エリア(西部エリア)にも会館を建設してほしい」との要望が上がりました。
1992年(平成4年)、北九州市は多くの利用者の声を受け、八幡西区若葉地区の市営住宅跡地の住宅街に障害のある人と地域との交流を推進するため、「北九州市立西部障害者福祉会館(以下、西部会館)」をオープンさせました。
西部会館がオープンしたことにより、小倉北区の障害者福祉会館の名称が、北九州市立東部障害者福祉会館(以下、東部会館)と改められ、東部エリア、西部エリアの2ケ所に障害福祉関係者の活動拠点が設置されました。
また、東部会館の中では手狭になった点字図書館が、図書館機能を充実させるため、西部会館のオープンと同時に移設されました。
(文責:たけちゃん)