会館利用団体のご紹介
●活動拠点の移転
2002年(平成14年)に、各区に分かれた福祉関係団体を拠点として、総合複合施設「ウェルとばた」が戸畑駅横に建設され、北九州市立東部障害者福祉会館(以下、東部会館)は小倉北区から戸畑区に移転しました。
「ウェルとばた」への移転については、1998年(平成10年)に東部会館の運営委員会から誕生した「北九州市障害福祉団体連絡協議会(きたきゅうしゅうししょうがいふくしだんたいれんらくきょうぎかい)」が、移転の際の設備や建物全体のバリアフリーについて大きな役割を果たしました。
北九州市立西部障害者福祉会館(以下、西部会館)は、2013年(平成25年)に、会館利用者から公共交通機関で行くにはとても不便である、もっと便利な場所に移転してほしいとの要望(ようぼう)を北九州市が受け、八幡西区の黒崎駅前にある総合複合施設「コムシティ」に、北九州市立点字図書館と北九州市立聴覚障害者情報センター(旧ビデオライブラリー)と共に移転をし、新たに西部エリアの活動拠点(かつどうきょてん)として運営を開始しました。
北九州市立西部障害者福祉会館デイサービスセンター(高齢者デイサービス)は、北九州市のゴールドプランとして運営していたデイサービスセンターとしては、市内のデイサービスセンターが目標の50箇所以上の開設が達成したとして、移転と同時に廃止(はいし)されました。
障害者福祉会館は、公共交通機関で来やすい場所にと、東部会館も戸畑駅横に、西部会館も黒崎駅横に移転し、障害者福祉の活動拠点として新たなスタートをきりました。
北九州市立東部障害者福祉会館 前館長 竹田 英樹