ひと
折り紙を楽しもう!!
折り紙ボランティア オーロラ代表
佐藤 準紅 (さとう じゅんこ) 氏
こんにちは佐藤準紅です。
私が折り紙をはじめたのは、義母がベッドでボーッとしていたのを見て何かできないかなぁと思ったのがきっかけです。友達の折り紙教室に参加して、これだ!と思い、始めてから今まで折り紙にのめり込んでいます。
折り紙ボランティアは平成9年から始めたので、活動は20年以上になります。オーロラは以前の代表から引継ぎました。オーロラという名前は、『折り紙には虹のように、いろいろな色があるから』と、前の代表がつけたそうです。社会福祉協議会のボランティアセンターを通じて病院や市民センターなどで折り紙ボランティア活動をしました。折り紙は見るだけで自然に作れて、自分にこんな才能があったんだと驚きました。長く続けて来られたのは、病院で、折り紙だけは具合が悪くても楽しんでくれたり、施設でも、性別や年齢に関係なく多くの方が折り紙には参加してくれたりしたからです。
ボランティア活動も長く、ガールスカウトではリーダーとして26年活動しました。子どもたちと沢山触れ合いました。趣味は他にも沢山あって、特に大きな作品を作るのが好きです。クラフト、編み物なんでも作ります。地域の高齢の方に教えたりもしていました。
障害のある人との出会いは、子どもの友達が初めてでした。障害のある友達を家に連れてきたとき、どう接して良いかわからず一瞬固まってしまって…子どもから「私の友達だよ」と言われて、我に返って家に上がってもらいました。今でも、あの時は子どもの友達に悪いことをしたなと、苦い思い出です。
障害者福祉会館とは、長いお付き合いで西部障害者福祉会館が八幡西区若葉にある時からお手伝いに行っていました。ただ、会館で折り紙講師を引き受けたときは、初めは少し心配でした。実際講座をしてみると、皆さんすごく上手で驚きました。障害があるからって構えることなんて全くなかったんだと気づきました。折り紙を通じてコミュニケーションをとるのが大好きなので、皆さんと人としてのお付き合いをしたいと思っています。折り紙は、柔らかい紙や固い紙を使って指先から脳の刺激にもなります。お会いできるのを楽しみにしています。