社会資源紹介コーナー ~つなぐ、つながるために~
団体名 とばたイルカの会
この会の目的は、「障がいのある人もない人も楽しめる社会づくり」に貢献することです。主な活動としては、「戸畑祇園に障がいのある方や難病の方を招待する」や戸畑区の「多目的トイレマップを作成する」などがあります。
特に戸畑祇園は、国指定重要無形民俗文化財に指定されている日本を代表するお祭りですが、残念ながら「興味はあるけど人が多くて見に行けない」「人ごみが苦手で見たことがない」という障がいや難病の当事者の方は、たくさんいらしゃいます。
特に車いすでは前の方が立っているとほとんど見ることはできません。
だから「合理的配慮」という視点からも車いすの方や人ごみが苦手な方へ見やすい席を確保することはとても重要だと思います。しかし、まだまだ一般の方との調整が難しいので、イルカの会で会費や寄付を集めて桟敷席(さじきせき)を確保して招待しています。招待した方には、ぜひ戸畑祇園の素晴らしさを楽しんでほしいですね。
とばたイルカの会は、現在12名の運営委員(うち障がい当事者は5名)を中心に賛助会員30数名で構成しています。会議は、戸畑祇園までは月1回、それ以降は2か月に1回のペースでウェルとばたで行なっています。
結成から今年は3年目を迎えましたので、今度は他の団体との協力や提携で「障がいのある人もない人も楽しめる社会づくり」のための企画を進めていきたいと思います。
↑戸畑に来られた多目的トイレを必要な方への情報として2013年、2014年と発行した多目的トイレマップ。
〇連絡先
とばたイルカの会
代表 大木 隆行(おおき たかゆき)
090-9566-3971